映画やDVDにもなったあの八つ墓村は実話だった!そのモデルとなった村あh本当に存在する・・・
なんども映画化やドラマ化されて有名な推理作家の横溝正史作の『八つ墓村』。ご覧になった方は分かるでしょうがあの有名な沼に逆さになって刺さって死んでいるシーン!あれは歴史に残る衝撃シーンだと思います。実はこの小説『八つ墓村』にはなんと実際にモデルとなった事件が存在するのです。
これは1938年5月21日に現在の岡山県津山市で実際にあった話です。当時21歳だった青年が自分の村の家族を含む村人30名を2時間足らずの間に次々と殺害し自殺したという事件です。その青年は学生服(学ラン)を着て頭には鉢巻き、その両脇に懐中電灯を差し日本刀と匕首(あいくち)と猟銃を手にしていたといいます。常軌を逸脱したその姿はまさに映画『八つ墓村』そのものです。その青年は何を思ってこのような狂気に及んだのでしょうか。
当時は日中戦争の最中で病気で体の弱かった青年は徴兵検査で不合格となり村人から迫害をうけていた、その怨みだとか交際していた女性への怨みだとか諸説はありますが、真相は青年とともに闇に葬られたままです。そのモデルとなった青年の墓は現在でも地元にあるそうです。
『八つ墓村』の作者である横溝正史さんは戦争の際岡山県に疎開していた事があり『八つ墓村』以外の作品にも岡山県を舞台とした「獄門島」や「夜歩く」を発表しています。また小説のタイトルとなった『八つ墓村』は津山事件の近隣の実在した村をもじって付けたそうです。