ケメックス コーヒー メーカー
ケメックス(CHEMEX)のコーヒーメーカーはアメリカの科学者シュラムボームが実験器具をヒントに1940年にデザインされた。皆さんも学校の理科の実験などで見たことがあると思いますが、三角フラスコと漏斗(ろうと)を組み合わせた様なデザインをしています。これがなんとも実用的というか無骨というか、しかしミッドセンチュリーなニオイを感じずにはいられません。
ミッドセンチュリーを語る上で欠かせないイームズ夫妻もこのケメックス(CHEMEX)のコーヒーメーカーを愛用していたのだとか。日本を代表するデザイナーである柳宗理さんも長年のケメックス(CHEMEX)愛用者。しかもちょっとしたエピソードがあって、かつて柳宗理さんのお父さんがイームズ夫妻の自宅でケメックス(CHEMEX)で煎れたコーヒーをご馳走になり、それに感動してお土産にケメックス(CHEMEX)を購入してきたのだとか。なんともはやすごいエピソードです。
ケメックス(CHEMEX)は1942年にニーヨーク近代美術館(MoMA)に『戦時下で役立つもの』として永久展示にコレクションされました。この展示がきっかけでケメックス(CHEMEX)のコーヒーメーカーはベストセラーとなり、発売開始から半世紀経つ現在でも生産されているロングセラー商品となったのです。